ブリーダーの育てる犬を子犬販売するドッグリアン東京

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生体陳列販売の疑問

日本のペットショップに行くと、子犬が悲しげなうつむき加減の上目つかいの表情で、ゲージの中にいます。

子犬は、めちゅくちゃかわいいのですが、
私には、生後間もない子犬が、母犬から離され、

檻の中で自由を奪われ、『たすけて、たすけて』と叫んでいるようで、

かわいそうに感じてしまいます。

ペットショップ先進国事情
 生後間もないこいぬは、せめて8週齢迄は、母犬と兄弟犬と一緒に過ごさせてあげたいと、思いませんか。

 ブリーダーから直接飼い主にお渡しする、ドッグブリーダーズ
ダイレクトクラブ リアンの子犬販売方法は、
感染症の危険をできるだけ回避でき、
大切な「社会化期」を考慮した販売方法だと言うことを、
お分かりいただけたと思います。

欧米先進国では生後56日以降(生後8週齢)の販売が当たり前の傾向にありますが、
なぜ我国ではなかなか進まないのでしょうか?

欧米先進国の現状と日本のペットを取り巻く環境の違いを知って賢い消費者になってください。

■子犬を陳列販売しないイギリスのペットショップ

欧米先進国は、日本よりペットに対する愛護の法律がとても厳しく、繁殖者、販売者はもちろん、飼養者(飼い主)にも多くの責任や義務を定めています。

特にイギリスでは、法律に定められていないにもかかわらず、子犬を店頭陳列販売することを、ペットショップ自らが自粛しています。

購入希望のお客さまは、子犬が生まれる前から予約をして出産を待ちます。

ペットショップはお客さまの予約を受けて、初めてブリーダーに交配を依頼します。

ブリーダーは計画的に繁殖ができますから、無理な繁殖を犬に強いる必要がありません。

つまりお客さまは、子犬を見て選んでいるのではなく、良質な子犬を提供してくれるペットショップを選んでいるのです。

またアメリカでは州ごとに法規制が決められているようですが、ほとんどの州で、生後9週未満の子犬を展示、販売することを禁止しています。

やはり、子犬の感染症や社会化期を考慮された販売方法になります。

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***** 動物愛護法の基本原則 ******
犬猫に限らずすべてのペットは生きものです。以下に動物愛護法の「基本原則」と「動物の飼い主等の責任」を掲載しておきます。この基本原則の上に、さまざまな法規制が強化されて来ました。

【基本原則】
すべての人が「動物は命あるもの」 であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱う。

【動物の飼い主等の責任】
動物の飼い主等は、動物の健康と安全を確保するように努め、動物が人の生命等に害を加えたり、迷惑を及ぼすことのないように努めなければなりません。
また、動物による感染症について正しい知識を持つとともに、動物が自分の所有であることを明らかにするための措置を講ずるよう努めなければなりません。
さらに、繁殖を希望しない犬または猫の飼い主は、不妊あるいは去勢手術等繁殖制限の措置を行うように努めなければなりません。

以上をご覧になってどう思われますか?
サラサラ動愛法にケチを付ける気持ちはありませんが、

動物は「命あるもの」と規定しているからには、なぜ命を落としているのかに対して言及し、その点から飼い主側と販売業者の双方に対してもっと強い姿勢があっても良いのでないかと考えます。
原点は「命あるもの」がなぜ短命であったり、捨てられたりしているのか、 つまり流通面にもメスを入れていかなければ欧米並みにならないはずです。

また、行政において、殺処分施設を設けているのも、おかしな話です。まずは、犬・猫の殺処分ゼロも目指し、殺処分施設をなくすことを考えて頂きたいものです。

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